横ストライプで統一された、モダンな外観。
グラデーションの入った濃いグレーのサイディングをベースに、印象に残りやすい玄関まわりはホワイトで明るい雰囲気をプラス。
無機質なサイディングに木目を組み合わせることで、どこかやさしげな表情が生まれました。
玄関横のシャッターは、タイヤなどを収納する屋外物置です。
間口の狭い敷地で、やむを得ず建物正面に物置の入り口を設けることになりましたが、よくあるアルミの建具ではなく、スタイリッシュなシルバーのシャッターをチョイスしたことで、全体の雰囲気を損ねることなくクールな外観に仕上がりました。
充実の収納、こだわりのキッチン
お施主さまは、40代のご夫婦。男の子と女の子、ふたりのお子さまがいらっしゃいました。
そんなお施主さまがとくにこだわったのは、家事の負担が軽減されるような間取りと動線です。
LDKの内装は、白と木目を基調としたシンプルナチュラル。
キッチンや階段など、ところどころにダークなカラーを取り入れて、空間をきゅっと引き締めています。
キッチンは、ホワイトの天板にダークブラウンのペニンシュラ型。
こんなオープンなキッチンなら、食事の支度をしているときも後片付けをしているときも、孤立感がなさそうですね。^^
キッチン上部の折り下げ天井とコンロの背面をキッチンの面材と同じダークブラウンで仕上げ、全体に統一感を出しています。
昔ながらの様式とモダンデザインの融合
リビングの中心的な存在は、スタイリッシュなスケルトン階段。
黒い鉄骨フレームと、木目の踏み板に壁際の手すり。アイアンの格子で緩く間仕切りしたことで、空間にメリハリが生まれました。
そして、リビングの一角には畳コーナー。
3畳ほどのスペースながら、仏間に床の間、押し入れもある、本格的なしつらえになっています。
普段は建具を引き込みリビングの一部として。来客時には建具を閉め切って、独立した客間として。臨機応変にお使いいただけます。
家事の負担を軽減するユーティリティー
お施主さまのお気に入りは、洗面脱衣室に隣接したユーティリティー。
脱衣室で脱いだ衣類を洗濯し、干して、畳むところまでが、この3畳の空間で完結します。
日々のストレスを、ちょっとずつ解消する。
そのためにできることは、何なのか?
それはやはり、間取りと動線です。
充実した収納スペースに、お気に入りのキッチン。
機能的なユーティリティー。
あなたの暮らしにあった住まいのカタチを、鳴戸建築がご提案いたします。