こんにちは、鳴戸建築の広報担当です。^^
『雨後の筍』(うごのたけのこ)という言葉がありますが、雨が降ったあと一気に顔を出すタケノコのように、悪天候が続いたあとは建物にも不具合が出やすくなります。
例年、福井県の梅雨明けは7月の中旬から下旬頃。あと2~3週間もすれば、ジメジメとした嫌な季節も終わります。
梅雨が明けたら一度、お住まいの様子をチェックしてみてはいかがでしょうか?
家のチェックといっても、何をすればよいのか困りますよね。
では、まず雨どいを見てみましょう。
落ち葉や砂・埃がたまってしまうと水がきちんと流れなくなってしまいますから、雨どいは定期的に掃除してあげることが大切です。
集水器の中にゴミが詰まっていないかどうか、破損や変形がないかどうかも、きちんと確認を。
2階にベランダがある場合は、ベランダ排水溝の掃除も忘れずに!
次に、窓まわりや玄関ドアまわりの点検です。
外壁と開口部の取り合い部分は、もっとも雨が侵入しやすい場所。
シーリングの劣化がないかどうか、外壁にクラック(ひび割れ)がないかどうか、きちんとチェックしておきましょう。
室内側からも、壁や天井にシミやカビがないかどうか、小屋裏に雨漏りの形跡がないかどうかを定期的に点検しておくと、もし雨漏りがあった場合でも状況が悪化する前に対処することができますよ。
家を大切に長く維持していくためには、“早期発見”が鉄則です!
また、これからどんどん暑くなる時期でもあります。
もうすでにエアコンをお使いのご家庭も多いと思いますが、「そういえば、ここ数年フィルター掃除してないな」という方、いらっしゃいませんか?
塵や埃は、カビやダニの栄養源。フィルターの汚れを放置することはエアコン効率を下げるだけでなく、部屋中にカビやダニの餌をまき散らしているということにもなります。
湿度の高い時期だけに、カビやダニが発生するリスクはより高くなりますから、この機会にエアコンも掃除してしまいましょう。
新築の家であれば大きな問題はないと思いますが、築年数の古い家にお住まいの方は、雪解け後と梅雨明けにはお住まいの点検を。
そうすることで雨漏りやシロアリなどの被害を早期発見し、建物の寿命を延ばすことができますよ。
小屋裏や2階部分の雨どいなど、ご自身での点検が難しい場所や危険をともなう箇所については、無理せず建築業者にご相談ください。
鳴戸建築でも、ご相談承っております。